海月記 ── 花笠海月の雑記帖

「くらげしるす」と読みます。

2019年10月13日(日)までの日記

2019年10月10日(木)

 まだ晴。近所でパンや食料を購入。もう台風が去るまでは家から出ないつもりで買い物をする。

2019年10月11日(金)

 古書会館の横田順彌展スタート(行くのは台風あけてから)。
http://www.kosho.ne.jp/?p=295

 9時すぎ起床。明るい。昼すぎから暗くなりはじめ、降ったり止んだり。雨だけど台風!というカンジではない。予報もどんどん変わって、13日の早い時間には止みそう。

 台風情報がどんどん出る。

 昼ころは運行情報にはほぼ何もなかった(青梅線が台風関係なく(倒木)止まっていたのはあった)のに、午後から計画運休のニュースが流れ出した。夜に運行情報に行ったら計画運休の情報も反映されていた。当たり前だけれど地下鉄は案外とまらない。とはいえ、動いていたとしてもこれだけの台風だと仕事はまだしも遊びには行く気がしない。台風じゃないたんなる雨ですら外出したくないと思う。

 窓に養生テープという情報が出て、その後、ガラスにテープやシートを貼ると弱くなるという情報が流れる。ガラス(の種類や設置されている高さ(低層階か高層階か))によって条件が異なるという話らしいのだけど、こういうのはどれが本当なのか判断できるだけの知識がなく、心が乱れる。沖縄はマンションのベランダ側に網をたらすみたいなことをするという画像も出て、へーっと思う。ガラスにぶつかる手前でくいとめられるのならそれに越したことはない。

 和田誠さんの訃報。

 あの絵にはもちろん親しんできた。句作もされておられて句集に自装の『白い嘘』という美しい本がある。私は月彦しかわからないと言いつつ、この本は大事にしている。忘れがたい1冊。
 ご本人は1度だけお見掛けしたことがある。私は本人の情報はあまり知らなくて、インタビューや対談は読んだことあるけれど写真の記憶なく顔もよくわかっていなかった。
 ある時、応援している人が出演している劇に行ったところ、客席にいらしたのを和田ファンでもある同行者がめざとく発見。へー、こんなカンジの人なのかーと思った。その劇にいらしているのは不思議でもなんでもなく、公演ポスターを手掛けられていたのでした(初日でもなんでもないのでなぜその日だったのかは知りませんが)。

2019年10月12日(土)

 台風。
 昨日の夜から雨がふり始めていた。
 同建物内の工事の音で目覚める。たしかにすこし前に内装工事のお知らせがあって、やっているのは知っていたけれど土曜もやるもんでしたっけ。結局、夕方まで音がしていた。工事の人は帰れただろうか。近所の人なんだろうか。

 雨だけれど、気温が25度まであがり、窓があけられないので地味に暑い。扇風機をつけて対処。
 低気圧のせいかタテになれない時間があり、半分くらいヨコになってすごす。

 夜に雨がはげしくなり、さらに風が強くなり、24時すぎたあたりでパタッと音がやむ。雨は降っているみたいだけれど、とにかく風の音がしなくなる。台風の目ってやつかしらーと思っていたらそのまま止んだみたい。

 星組前楽中止に。
 演劇は予定通りにはいかないことがあるのが当然とはいえ、なぜよりにもよって前楽に。もちろん大楽じゃなくてよかったのだけれど。
 阪神大震災の時はサヨナラ公演中で約1ヶ月分の公演がなくなった。中止になったチケットは払い戻し。当然ムラでのサヨナラショーもなくなる事態だったけれど、梅田で振替公演がありました。状況がちがうとはいえ、なんとかならなかったのか。サヨナラで公演2回なくなったのはファンは本当にやるせないと思う。

2019年10月13日(日)

 ひきつづき家居。
 家族の会社からの今さらのように安否確認がくる(登録したメールアドレスに自動で来るもの)。返信。


(余談)

■青表紙「若紫」発見関連

「定家は、「頭が良すぎてめんどくさい系攻め」です」。皆がおぼえるべきフレーズ。

https://twitter.com/Kawade_shobo/status/1181531654944243712

https://twitter.com/takadonomadoka/status/1181827745669513216

https://twitter.com/takadonomadoka/status/1181835076843134977

https://twitter.com/takadonomadoka/status/1181837796043980801




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