2019年8月18日(日)までの日記
2019年8月10日(土)
夏コミ2日目。久しぶりに開場から閉場までいた。人も少なく、冷房も効いていて※快適。
※夏コミにしてはというだけで、イベント全般で考えたらそうでもないです。
2019年8月11日(日)
夏コミ3日目。朝イチから2時間ほどウロウロ。日にちはもちろん時間によって通れる場所が変わるのでほんろうされる。人がすごい。人数が多いのもそうなんだけど、いつもは人がいない場所に列が居たりして、会場の変化の余波を実感。
初日おつかいは買えたとのこと。よかったよかった。
買い物が終わったら早々に帰宅。寝る。
2019年8月12日(月)
夏コミ4日目は欠席。自宅で倒れていた。記憶なし。
2019年8月13日(火)
仕事のデータ作成。〆切のあるものなので2~3日中にやらねばならないのです。
2019年8月14日(水)
ひきつづき仕事のデータ作成。コピペの多い作業なので肩が痛い。
2019年8月15日(木)
ヒーヒー言いながらデータ作業。ためこむとこうなる。ためこまなければたいした作業ではないのです。
2019年8月16日(金)
外出。データ作業の後始末的な。
帰宅後はぐったりと寝る。夜中近くに起きて、明日の歌会の準備など。
とおりすがりの猫(近寄れなかった)。
東直子さんの『春原さんのリコーダー』『青卵』がちくま文庫に入るとのこと。『春原さんのリコーダー』の復刊情報が流れた時に「『青卵』も合本にすればいいのに」と思っていました。「売れたら『青卵』もやってくれるかな」と思っていたところだったので、まさかの連続刊行はうれしいかぎりです。
https://twitter.com/higashin/status/1162190518664617984
服部恵典さんが下記記事をアップ。
・短歌評論:「歌人」という男――新人賞選考座談会批判(Web公開)
https://note.mu/h_keisuke/n/ncdabef460b6f
https://twitter.com/HAT0406/status/1162209245288263682
元は2014年の「本郷短歌」3号に掲載されたもの。
「短歌研究」の直近10年の選評から「歌人」とは男性をさし、女性は別枠の評価をされていることを解き明かした文章です。
いろいろ足されているので当時読んだ人もぜひ。
文中「0. 2019年の序文」にて「なお、サムネイル画像は『本郷短歌』第3号の装丁をイメージしている。」とあってまったくピンとこなかったので検索してみた。
https://twitter.com/UT_tanka/status/595039553481674753
なるほど。
モノクロとカラーだったのでピンと来なかったものと思われる。
「本郷短歌」3号(もちろん他の号も)は、国会図書館(東西)にあります。雑誌ではなく図書での受入れ。なぜなのか気になるところですが、雑誌/図書の区分は謎なのであまり気にしなくてよいと思います。http://id.ndl.go.jp/bib/025408811
2019年8月17日(土)
結社内有志の勉強会(実質歌会)へ。今回ははじめての連作歌会。やったことないけどやってみよーという会です。
こういう詠草と選歌用紙に。ほぼ同じに見えますが、上段が詠草見本、下段が選歌用紙見本です。
形式は問わないけれど「いつ」「誰の」「誰の選歌」がわかればよいです。歌番号をつけたのは発言時の省力化のため。ただ、これを文字で説明したものを案内として出したら理解されなかった部分も。むずかしい……というか最初から見本を流せばよかったのか。
詠草なしの参加も可(要出席連絡)。
だいたいの流れ。
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・出席連絡だけもらって前日夜中に人数を流す。
・各自人数分プリント。
・1作品ずつ「読むタイム」「発言タイム」を設ける。「読むタイム」ははじめは5分にしていましたが途中から3分にしました。発言タイムは10~15分くらい。
・いつもの歌会みたいに歌そのものを評するのはなるべくやめて、どういう連作かという話をするようにする(「連作ってなに?」という話題から出発した会なので、無理そうだったら歌の話をしたり、「後で」「パス」でよい)。
・「選歌用紙」に「〇」をつけて投票。「△」「?」でもコメントでも好きなものを書いてよい。
・最後に「選歌用紙」を作者へもどす。
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はじめての試みで時間が限られているので、満足に話が進まない場合を想定。「どの歌が人気あったかのフィードバックくらいあってもいいのでは」ということで「選歌用紙」を用意。
8首連作としたけれど、この数の連作はむずかしい。20首、30首のほうがラクなのではという意見もありつつ、「その場で読んでコメントする」ことを考えると多いのも負担ではということでの8首でした。
人数がそんなに多くなかったので各連作につきほぼ全員発言できました。今回はなんとか進行しましたが、人数多かったらどうなってたかなー。試行錯誤はつづく。
詠草は各自が用意する形式なので、ルビはもちろん、色つけ、画像、レイアウトなど自由だったのだけど、皆案外普通の詠草でした。
歌会終了後は別のイベントへ。途中で少し前にtwitterで見た本を見に古本屋による。が、売れた後でした。本の情報だけいただく(ありがとうございます)。
つかれていたのかイベント中にものすごい睡魔が。終了後はすぐに帰宅。
期間限定パピコ梨味。傑作だと思う。この日、歌会へ向かいながら食べました。
歌会会場ちかくのコンビニで買ったポカリの新製品。
2019年8月18日(日)
ひきこもり。
いろいろ出歩いていたせいもあって、前の日記をアップしてからの記憶がない訳ではないけれど混濁している。
堆積層から浮上した『空の鳥 日本歌人新選十五人集』(1952 日本歌人発行所)をパラパラ。
この本、特に稀ではないはず※なのだけど所蔵があまりなく、読むのがめんどうな本。ざっと検索したところでは三重県立図書館に所蔵あり。
※関係者の多い本は部数も多い。また有名歌人が参加していると残りやすい。この2つの条件に合致するので、残存数はそこそこあると思われる。
・三重県立図書館
http://www.library.pref.mie.lg.jp/
https://opac1.library.pref.mie.lg.jp/winj/opac/switch-detail-iccap.do?bibid=1109012837
昭和20年代は合同歌集が多い時代です。『未来歌集』が代表的。日本歌人もいくつも出していて塚本さんが参加した『高踏集』(1950)が有名かと思われます。
この本は山中智恵子さんが参加。私は山中さんのよい読者ではない。しかし今回は歌の前の小文に目がいきました。
私の希ひは瞳を開けて夢みることである。
『鳥の空』P.142
カッコイイ。
ほかにも「昇天」「飛翔」といった山中ワードもあって、こういうところから天女って言われてしまったのだなと思う。
(オチはない。)
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花笠海月の日記一覧
https://note.mu/klage/n/n16f57dc43ba0