海月記 ── 花笠海月の雑記帖

「くらげしるす」と読みます。

2020年11月30日(月)までの日記

  

2020年11月25日(水) 緊急事態宣言解除184日目

 はてな移行作業つづき。

 下記をアップ。はてなブログに移行し終わってから次の日記をアップするつもりだった。けれど、文フリがあったりでなかなか作業できず。あきらめて、非公開状態のまま投稿をはじめることに。

 

2020年11月24日(火)までの日記 - 海月記 ── 花笠海月の雑記帖
https://hanaklage.hatenablog.com/entry/2020/11/25/193223

 

永井祐さんの第二歌集が出るという。


https://twitter.com/nagaiyu02/status/1331538754465538048

 

 明日は早く起きるぞーと思って早めに就寝。

 

https://twitter.com/hanaklage/status/1331499174777430016

 


2020年11月26日(木) 緊急事態宣言解除185日目

 晴。
 千代田区内を自転車でぐるぐるした日。

 

 まずは事務所。
 荷物をまとめて出発。某所で委託の清算。お茶を出していただいて少しおしゃべり。こういうのはひさしぶり。うっかりマスクをはずしているタイミングでしゃべってしまう。すいませんでした。

 さらに自転車で移動。国会図書館

f:id:hanaklage:20201130174202j:plain



 西へまわって「Tri」の納本。自転車を停める場所がわからない……と思って警備員さんに尋ねたら、短時間なら駐車禁止の赤ストライプのところに停めていいという。
 「とりす」と「Tri」の関西館にない号、「「詩世紀」における長谷川敬(赤江瀑)」を納本。2016年発行の「「詩世紀」における長谷川敬(赤江瀑)」は納本を忘れていたもの。こちらも2冊納本したので、関西でも閲覧できるようになります。

 東にまわって入館。今日は特に目的もないので、PCで見られるものをテキトーに見るかーと思い、PC席へ。
 「鶯」を見る。

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1615656
鶯 - 国立国会図書館デジタルコレクション

 

 「鶯」は潔子、廣子、光栄あたりの名前が出ることが多く、女性中心の冊子なのかなーとなんとなく思っていたもの。見てみたら、そんなことはぜんぜんなくて治綱さん主宰だった。由幾さんも参加している。No.2が栗原さんかなーという雰囲気。創刊号と休刊号を閲覧。

 創刊号でおもしろいのは、「心の花」と「短歌人」の広告があること。広告に主要同人があるんだけど、基本的に同じ名前は出てこない、「短歌人」も「心の花」とかけもちはあった、とされているけど少なくとも主要同人はどこ所属か区別ははっきりしていたということなのか?
 ゲストっぽい人は一ヶ所にまとまっているっぽいので、たぶんそれ以外が「鶯」の人。これは初期「短歌人」も同様。

 謎なのは、なんで昭和15年にこれを創刊したかだなー。信綱さんは70近くて、普通の感覚だったら名前はともかく実務は次の人に渡しつつある年齢だと思う。そういう時期にわけるとはいったい? たぶん誌面に出ない何かがあるのだろうと思うけど、こういうのはわからないまま(か、ウワサレベルの話)になりがち。特に今何かしようというのではないので、情報の載った現物(のヒント)が出てくるまでは深追いしない。

 「鶯」は昭和19年3月号をもって「心の花」に統合されて休刊となる。
 個人的に「短歌人」が戦中統合されなかったのはなぜか、というのはずっと不思議だった。分裂でも独立でも理由があってわかれたものは、統合するのはむずかしいというのはあるだろうとは思う。当時の「短歌人」は「顧問・佐佐木信綱」「主宰・齋藤瀏」という体制。わかれたといっても完全に竹柏会の一部として成立している。非常事態下であり、統合するのはごく自然なような気がする。

 とみたさんの書いていた、(「槻の木」に書かれていた)存続のためには他の歌誌一誌以上を統合という条件は、「心の花」の場合、「鶯」を統合すればクリアできる。

 

日記2020.11.11~11.13|Mutsutom
https://note.com/1973_/n/n41a04e8c6595

 

 一応一誌統合したからもういいというだけの余裕が「心の花」「短歌人」にあったということか。そして「短歌人」はどこかと統合したはずだけど、どこなんだろう(このころの誌面をまじめに読むとわかるはずだけど未読)。

 「鶯」の休刊号は、総目次が掲載されている。ただし、号ごとのものではなく人ごと、ジャンルごとなのでとてもみづらい。会員は名前だけ列挙されている(執筆号なし)。使いやすいかどうかというと、どうなのかという気持に傾いてしまうけど、最後の号に「こういう場であった」という記念としてこういう記事を残すことができる力があるというのはすばらしい。そしてなんというマメさ。
 休刊挨拶によると、創刊時に主要同人であった6名のうち2名が戦争で亡くなっていることがわかる(主要同人という言い方はしていないが)。

 サッと退館し、事務所で作業。
 夜は共栄堂。焼きりんごが食べたかった。

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共栄堂のカレー

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共栄堂の焼きりんご

 

2020年11月27日(金) 緊急事態宣言解除186日目


 事務所。ばたばたと作業し、市場へ行き、発送備品などを買ったりしていたら遅い時間に。
 早めに帰宅。早めに就寝するつもりが、1件忘れていたことに気づいて作文してメール。

 

 いつもの写真をアップ。

 

https://twitter.com/hanaklage/status/1331969984164028418

https://twitter.com/hanaklage/status/1331970940368928769 

 

 到着2点。

 

https://twitter.com/hanaklage/status/1332204517039894529

  

https://twitter.com/hanaklage/status/1332204691443249153

 https://twitter.com/hanaklage/status/1332206345852862464

 


2020年11月28日(土) 緊急事態宣言解除187日目

 晴。風がつよい日だった。
 外出のついでになかなか行けない店でランチ。あれこれとしゃべって、今後の方針をまとめる。

 ついでに入った店で、寺井龍哉さん出演のラジオが流れていてびっくりする。ちょっとしか聞けなくて残念ー……と思っていたら聞き逃し配信があるとのこと(12月5日11:50まで)。

https://twitter.com/tasuyaterai/status/1332652101302853632

 

 

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通りすがりにみつけた「文人墨客ゆかりの名酒」をうたった「地酒頒布会」のお知らせ。歌人だと牧水が入っている。

 

https://twitter.com/udahiro/status/1332595503767252992

 

2020年11月29日(日) 緊急事態宣言解除188日目

 ひきこもり。
 せわしない日が続いたので何もしないと決めてのんびりする。

 

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2020年11月30日(月) 緊急事態宣言解除189日目

 ひきこもり。
 長らく出したままだったものをしまったり、家のことをしたり。

 日記のはてなへの移行が終わってから公開するつもりだったけどめんどうになったので、やりかけのまま公開することにする。

 

 のんびりやります。