海月記 ── 花笠海月の雑記帖

「くらげしるす」と読みます。

2019年6月8日(土)までの日記

 

※この日記は右記のnoteより移転したものです。https://note.com/klage

2019年6月1日(土)

 外出。
 渋谷でランチ。夜は別の店で昼だけ営業のケニックカレー。本日限定で魯肉飯をやっていたので、チーズスペシャルーとあいがけでオーダー。魯肉飯は甘いタイプでした。

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パクチーサラダに見えますがカレーです。右奥のカトリに入っているのがこの日の日替わりの「エビ出汁の牛肉カレー」。

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チーズスペシャルと魯肉飯。チーズスペシャルはピザ用チーズみたいなのとkiriがのってます。温玉はトッピング。


 移動して「薔薇族編集長・伊藤文學氏 講演会 令和の名付け親とされる中西進さんと薔薇族のぼく~それは短歌の出会い」へ。
 来場者プレゼントの第一歌集の復刻豆本がめあて。物販に三島剛の絵を印刷したものがあり、見た感じ新しくなさそうです。なんだろうと思っていたら三島剛画集の余部というかハンパ分というかだそう。元はペラでケースに入っていて飾ったりできるタイプの画集です。それの残りという訳。50年前の余部がまだ残っているとは……。

 文学さんが大学歌人会に参加されていたのは知ってましたが、岸上さんが活躍されたりと学生短歌のさかんなころ(1950年代後半~1960年あたり)よりちょっと前くらいかなーと勝手に思ってました。1948年に大学入学ということで思っていたより離れていたみたい。「都内十数校」とあるから参加校数だけなら今より多いんじゃないだろうか。「都内十数校」すべてに短歌会があったとはちょっと思えない。このころの大学歌人会は短歌会同士のつながりではなく、大学で短歌をやっている歌人同士の集まりだったのか? いろいろ疑問ですが、そのなかに中西進さんもいらしたと。へー。
 1960年に行われた同窓会の時のよせがき色紙があって、歌人として今でも活躍中の方の名前もありました。もちろん文学さん、中西さんも。

2019年6月2日(日)

 メディア芸術祭を見にお台場まで。図面を見て、まわってみるとそんなにむずかしくないけれど、会場がどうなっているのか直感的には把握できませんでした。

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やる気のなさそうなナポリタン

2019年6月3日(月)

 ひきこもり。特記事項なし。

2019年6月4日(火)

 外出。昼すぎより打合せ。終わった後もまだ早い時間だったので、皆でお茶。そのあと食事。

2019年6月5日(水)

 今日こそnoteをアップしようと思って写真を発掘。ほぼ自分用のお店訪問ログ。ためすぎていたのでめんどうでした。日記で店のことを書く場合もあるけれど、後から探すのが大変なので飲食情報だけまとめておきたいのです。半年分となると訪問時の状況は忘れているのでほぼ写真のみ。

・最近の神保町(20190128-20190601)
https://note.mu/klage/n/n85fbeed9beb8

 メディア芸術祭のアート部門新人賞のeuglenaさんの「watage」が紛失という事件が。結局、作品買い上げに。なんともやりきれない事件。
 加湿器のある部屋はおぼえているけど、どういう展示だったか記憶なく。ちゃんと見ておけばよかったと思う。


2019年6月6日(木)

 特記事項なし。
 最高気温32度超。昼は案外大丈夫だったのだけど、夜になってモヤモヤが(エアシートがあっても)どうにもならずエアコンをつけてしまう。暑さ寒さをがまんしていいことはないと思っているので無理しません。

 「うた新聞」6月号到着。「「たんかうらおもて」感想等」というタイトルで、4月20日の『歌人のいきつけ』(田村元)イベントレポートが掲載されています。そんなに書店流通はしていないのでズレがちですが一応発売日は10日です。
http://irinosha.com/


2019年6月7日(金)

 昼くらいから雨。特記事項なし。

 下記記事がアップされていた。
 6月1日に関西で開催された「クロストーク短歌 話題作でふりかえる平成短歌」の吉川さんと染野さんの作成資料です。染野さんはその後の補足もアップされていて興味深いです。

・平成元(1989)年~平成15(2003)年の話題作
吉川宏志
https://blog.goo.ne.jp/aosemi/e/231bcacb306098fc28616e16b53c1f2b

・「話題作でふりかえる平成短歌」資料(平成16~30年)
染野太朗
http://tstanka.blog.fc2.com/blog-entry-73.html

・「話題作でふりかえる平成短歌」資料について
染野太朗
http://tstanka.blog.fc2.com/blog-entry-74.html


 私が短歌をはじめたころ(1991年)は奥村さんのボールペンの歌がまだ話題だったような気がしていたけれど、1988年つまり昭和の歌集(=今回のテーマの範囲外)だったのだなーとか。今よりゆっくり時間が流れていたから3年後でも話題だったのか、この歌単体ではなくただごと歌ブームの記憶とまざっているからなのかもはやわかりません。
 永井祐さんの電車の歌はゼロ年代のほうが話題になっていたような記憶があるけれど、歌集が2012年だから実感より後になってしまうとか(この辺は染野さんもブログで書かれています)。いろいろ記憶を刺激されるところがありました。

 こういう選をしていくアンソロジー的な企画は、誰が選んでも「これが入っていない」「なぜこれが入るのか」とつっこまれるものです。もちろん読み手としてはつっこむのを楽しんでいるところもあります(編者はつっこまれるのは楽しくないと思いますが……)。こういうことを考えながら読んでいくことで、こちらの見方というか見識というかが更新されるところもあります。これからもいろんな人にやってほしいです。

2019年6月8日(土)

 外出。お台場、中野とぐるりとまわって非短歌な用事をすませる。文フリでもらいそこねたフリぺが配布されているというので、ついでに三鷹の書店まで。無事入手。

 移動した1日でした。

 

(あひるちゃん写真)

 1日の渋谷で見たラブホ入り口にあった噴水のラバーダック

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