海月記 ── 花笠海月の雑記帖

「くらげしるす」と読みます。

某月某日の日記(3)

 

※この日記は右記のnoteより移転したものです。https://note.com/klage

 

某月某日

 以前結社におられて現在は無所属と思われる方のブログにいきあたる。ブログで短歌を発表していらしたのでトップページの分だけ読んでみました。
 歌はいいんですが、表記がなんだかなーなことに。句の間にスペースを入れるタイプの表記になっているんです。もちろん所属しておられた結社はスペースなしの表記です。
 句のあいだにスペースを入れないことは歌人的には標準であることはご存じのはず。この知識はいったん身につけても忘れてしまうようなものなのか。それとも、もしかして結社に出していた時も句の間にスペース入れて原稿を出していたのだろうか。謎。

某月某日

 ほしいけどたいして使わないのはわかっているし、どこに置くのかと前から思っていた伊藤博版『万葉集釋注』が少し前に文庫になりました。やったーと思ったけれど、文庫といえども全10巻。単行本版より小さいといえども場所とるのはあいかわらず。そして1万円超。さらにうーーむと迷っていたら電子合本版が出ました。紙版より安いです。
 そうこうしているうちに電子書籍期間限定2割引のお知らせが。

紙版
11,319円
 ↓
電子版(合本版)
9,504円
 ↓
クーポン利用とポイント利用により
7,600円

 なんと紙版より3割以上値段が下がる計算に。
 ということでフラフラと買ってしまいました。たぶん全部読む日はきません。調べものに使う程度かと思われます。

 「万葉集」そのものはネットに転がっていますが、ちゃんとした訳注がついて検索もできてというのは便利。もちろん本文の該当箇所から注へ飛ぶのも1クリックです。


某月某日

 探し物をしていたら(探していない)「短歌人」1998年12月号で出てきた。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7890689
 5月の東京歌会の後の研究会で森岡貞香さんがとりあげられており(私は欠席)。夏の会にお呼びしたことがあるので、ちょっと長い会員ならみんな実物を知ってるやろーくらいの気持でいました。が、この号に講演採録がありました。
 さすがに今の東京歌会に出られる人で20年以上前の夏の会に行ったことある人少ないわーと思う。

 

某月某日

 私の参加している同人誌も校正がグダグダなので書くのもアレなんですが。
 某同人誌を読んでいて変換ミスっぽい誤植を数ヶ所みつけてしまう。発生してしまうのは仕方のないことなのだけど、なのだけど他人の作った本は気になってしまう。

某月某日

 某古書店より探していると言ってたあたりの山が出たとの通報を受けてかけつける。やったーと思いつつ、「全部ほしい本だったどうしよー」とドキドキしながら駆けつける。
 が、ブツは私が思っていたものと違いました。
 通報ブツも確かに話題にしたことがありますが、書影で使いたいという人のために3年くらい前に一瞬探していたものです。もちろん解決済。
 今回は残念な結果でしたが、こうしてお知らせくださるのはありがたいです。