2019年6月23日(日)までの日記
※この日記は右記のnoteより移転したものです。https://note.com/klage
2019年6月17日(月)
市場へ。その後外出。某雑誌を見せていただく。夜外食。
2019年6月18日(火)、19日(水)
個人的には特記事項なし。18日夜に山形-新潟で地震。
「歌葉叢書リスト(仮)」を公開。記事のなかで書いたとおり先日のイベントの後にちょっと話題になったので作ってみました。
検索で作成できる範囲ですので、精度は求めないで下さい。その時がそうだった訳ではないのだけど、ちょっと検索して概要がわかることを検索もせずにふわっとした状態でしゃべってしまうことがあり。しかし、そういうのはよくないと思って実際に検索してみると、ヒットはするけれど一覧性がなかったりして不便だったりします。私がこういう精度低いものをつくるのは、何かあったら調べられる状態にしたいからです。さらに言えば、あわよくば誰かがうっかりその気になって調べておいてくれないかなーと思っています。
「歌葉」の場合、新人賞、イベント、歌葉叢書のイメージが強くて、他のこと(文章発信とかおみくじとか)を忘れられがちなので他にもあったというかたちにしたかったため。全体像についてはそのうち誰かがふれると思うので、とりあえず自分の知りたい歌葉叢書一覧だけ作成。
・歌葉叢書リスト(仮)
https://note.mu/klage/n/n32e7c1b3b337
これを見ると、知らない本が案外多いです。終了時に持ってないーと思ったものは駆け込みで買ったので、ほとんど持っているつもりでした。終了時点で絶版になっていたものは持っていないということのような気がします。
「全貌」を知ることのいかにむずかしいことか(「全貌」を知らねばならないのかというのは置いておいて)。
2019年6月20日(木)
ひさしぶりのNDL。せっかくなので(?)出納を待つ間にモーニング。パン、マーガリン、いちごジャム、サラダ、スープ、ドリンクという構成。
見たいものを全部見てないけど、てきとうにきりあげ。夜は川国志。同行者は夜定食、私はビーフンを食べました。
2019年6月21日(金)
ひきこもり。特記事項なし。
2019年6月22日(土)
外出。展示を見る。
展示を見終わった後、次の予定まで微妙に時間があり。喫茶店かどこか行ってもいいけど、さて。ということで、ミニストップでパフェを食べながらやりとりをした結果(のさらに後があるのだけど)、『藤原月彦全句集』を受け取る。
移動して夕方から「瀬戸夏子×吉田隼人 早稲田から眺める現代短歌クロニクル~「早稲田短歌」「町」「率」から現在まで~」。古書ソオダ水でのイベント。
https://twitter.com/hanaklage/status/1142351275251515392
開場遅れていたのを広めようと思ってtweetしたのに、写真がピンボケだった。左側の貼り紙の文字が読めないとあまり意味がない。しかも文字としては固有名詞が入っていないので、私のフォロワーさんしか見ないという。
私は文フリは短歌サークルがほぼないころから行っている。しかし土日休みじゃない仕事で文フリ行けなかったりした期間があって、短歌の同人誌活動が盛んになっていった経過はあまり把握していません。ネットで「なんかもりあがっているようだ」くらいの気配を察知していた程度です。
私にとってこのころの動きは知っていることもなくはないけれども、同時代を生きていたにしては把握していないものです。「率」は最初から買っているけれど「町」は最初は知らなくて途中からリアルタイムで買っているくらいの距離感。なので、当時の同人誌の話を聞きたいなーと思って行きました。
瀬戸さんの新刊イベントですから、瀬戸さんがどういうことを考えながら歌集を出したり、短歌の文章を書いてきたのかという話でした。もちろん同人誌の話もありましたが、ご自身が出されたもの、当時のわせたんの人が出したものなどが出た程度で、短歌の同人誌全体まではいきませんでした。
「2000年代以降の短歌20首」と「町」1~4、「率」1~9の目次コピーがおみやげでした。「町」5号にあたるものは歌集「町」なので目次らしいページが存在せず省略、「率」10号も誌上歌集なので(という説明ではなかったような気もする)省略ということみたいです。
個人的におもしろかったのは、「短歌ヴァーサス」に掲載されていた歌人に影響をうけたということで穂村、雪舟、東、我妻がほぼ同時というか同期間のものとして語られたところ。穂村・東と雪舟・我妻は私にとってひとつの時期にくくられることのないものなのです。もちろん瀬戸さんが吸収した時期の話なので(別の時代のものを同時に吸収するのはよくある話)、ちがうちがわないという話ではないです。「短歌ヴァーサス」は私も買っていたし、イベント行ったりしていたし、おおいに興味を持って読んでいたと思っていました。しかし、瀬戸さんのような読者ではなかったということがわかりました(当たり前か)。若者がおもしろがって読んでいたのは視界に入っていたのにも関わらず、こう受けとめる人がいるということも想像できていなかったのでした。同時代のはずなのに。いや、私も当時は一応若者だったはずなんで、これはおかしい把握というか言い方かもしれない。こういう個人的な雑な把握って文章には残りづらいので聞けるのは楽しいし、ちがうところがおもしろい。
二次会にもまぎれこむ。吉田隼人さんとしゃべる機会を逃したくなかった(その割にはほとんど話せなかったけど)(瀬戸さんともしゃべる機会もないんだけど)。たまたまとはいえ、先週にひきつづきわせたんづいてるなー。「さるさる日記」という言葉をひさしぶりに発した。
引用してくれていたので、瀬戸さんに挨拶したかったけれど話しかけられず。
版元広報前だけれど問題ないとのことでしたので、帰宅後『藤原月彦全句集』の写真だけアップする。
https://twitter.com/hanaklage/status/1142464581333213184
https://twitter.com/hanaklage/status/1142464583363223553
ミニストップのパフェ。ツノがへたっている。
2019年6月23日(日)
ひきこもり。
ひらりささんが昨日のイベントの様子をブログにアップされていた。
http://zerokkuma.hatenablog.com/entry/2019/06/23/141155
https://twitter.com/sarirahira/status/1142662124138721281
月彦句集の紹介文を公開。
フジワラさんと私は詞華館時代は私淑といっていい関係だったと思う。詞華館入門はみひらきの選評がついており、フジワラさんは「言葉の魔」をキーワードに投稿者を煽る文章を書いていた。当時の私はそれにのった。のせられた。そして詩を書いて送った。とはいえ、フジワラさんは個別に面倒を見るようなタイプではなく、フジワラさんが書いたものを勝手に摂取していただけ。
詞華館の思い出は投稿仲間との交流等込みの思い出なので個別におこったできごとを書いていったらキリがない。どこまで書くのかなやみながらまとめました。「藤原月彦と私」パートがうまくまとまらず、紹介に組み込むのも無理なように思われたので記事をわけました。
・『藤原月彦全句集』の紹介
https://note.mu/klage/n/n2e357c5df2ac
・藤原月彦と私(『藤原月彦全句集』を祝って)
https://note.mu/klage/n/nb21c2bdaa988
紹介記事のなかで『王権神授説』から三句選んで、鑑賞もどきの文章つけました。はじめて書いた俳句紹介です。私は俳句が読めていると思ったことはなく、短歌と同じように接している文章になりました。歌人でもある人の俳句だから短歌的な読みでもまあゆるされるだろうという気持です。
それでも書いたのは、n首選ってあった時、歌だけより何らかの文章がついていたほうが楽しいと感じることが多いからです。つたないものでも読み手にとってあったほうがよいのではないかという判断。判断ミスでないことを祈ります。
(おまけ)
先月の私のtweet。
https://twitter.com/hanaklage/status/1132922575791595520
イベントやりたい。
https://twitter.com/hanaklage/status/1134330729502953473
https://twitter.com/hanaklage/status/1134330730379530241
これの「(2)」に複数つっこみいただきました。
これは「貴腐」というブドウ用語としてタイトルに使ったはずが、内容も「腐」であったというので書いたものです。『貴腐』の内容を「腐」と見るかどうかというのはもちろん異論は想定される訳ですが、耽美的内容であることは異論はないと思われます。
当時は「腐」の概念はないのに「貴腐」という語を使ったのは「貴腐人」の予言ではというネタです。が、内容まで把握していないとわかりづらいです。すみませんでした。