海月記 ── 花笠海月の雑記帖

「くらげしるす」と読みます。

2019年1月26日までの日記

※この日記は右記のnoteより移転したものです。https://note.com/klage

 

2019年1月22日(火)、月23日(水)

 特記事項なし。通販関係メール等。

2019年1月24日(木)

 外出。
 カフェ?での展示をサッと見てから世田パブへ。「高丘親王航海記」ソワレ。初日です。笠井叡さん主演。

 耽美っ子なのに案外こういうのは履修しないできました。私の観劇の中心はヅカだったからです。ダンスの系統としてはちがうような気もしますが、白塗りっぽいお化粧の踊りというくくりで一時期観劇していたのが大門四郎さんです。これだけ例外。

 舞台はすべて一期一会ではありますが、私も演者ももうええ歳なんで、これまでなんとなく見ていなかったものも目についたら無理のない範囲で見るようにしています。知らないジャンルですとなんといってもチケットの調達方法がわからない。なので、無理が必要な公演は見ないというか見られないのです。

 ということで笠井叡さん初観劇。じつによく動くからだでした。
 エレガンシーとぶかっこうさみたいなワードが脳内にあがってくる舞台でした。特に前知識も入れずにいたので、もうちょっと舞踏っぽいのを想像していたのですが、思っていたよりバレエ的でした。見る人が見たらコンテンポラリーなのではないだろうか(素人の感想です)。

 鳥の女性のスタイル(踊りのスタイル、着こなしのスタイル両方)がいいなあ、と思っていたら酒井はなさんでした。私くらいの年齢だとオリーブ少女のイメージが強く、「酒井はなちゃん」って言うほうがなじみがあります。ヅカと東宝ミュージカル少々ごくまれにバレエみたいな観劇をしてきていると、バレエの所作になじみがある分わかりやすいのだと思います。

 私は、少年王者館の人形劇の「高丘親王航海記」も観劇しています。そちらは維新派との合同公演の「高丘親王航海記」(私はこちらは未見)をふまえた松本雄吉追悼の意味を持たせており、高丘親王は合同公演時の松本雄吉さんに似せられていました。
 今回は笠井さんが高丘親王なのですが、途中で澁澤さんになります。
 親王の航海が、死者の旅に重ねやすいということなのか、これはどういうことなのかと2公演を見ていると思ってしまいました。澁澤さんにとって書いている時点で親王は死者で、それを文筆で生かしてさまよわせて死なせている。しかし、死者を舞台で生かしてさまよわせて死なせるだけなら、高丘親王じゃなくてもいい訳で。

 1回観ただけで何がわかるのかというのはありつつも、とりあえず生で見ることができてよかったです。

チラシとパンフ(無料配布の三折のもの)。

榎本了壱さんの「『高丘親王航海記』圖繪」がロビーに出てました。

 

2019年1月25日(金)

 特記事項なし。

 ネットプリント「2019年1月17日の101首」(花笠海月)の配信最終日。主に参加した方むけの登録でしたが、知らない方にも出していただけたようです。ありがたいことです。コピーを会った人に押し付けたりもしました。

 同日配信開始のネットプリント「山下翔×寺井龍哉ネプリ「やまでら(一)」」も最終日。
 角川短歌発売日。吉田恭大さん歌集予約開始。

2019年1月26日(土)

 最近、睡眠時間がズレにズレており、昼まで寝ています。よくないなーと思いつつ、起床。

 27日に未来の新年会があり、前日入りしている人と会えるかもしれないというのがあり。起床後即PCをのぞく。

 タイミングよく合流できそうだったので夕方から合流。本屋さんへ行ったり、お茶飲んだり。他結社の人の話は知らないことだらけで楽しい。最終的には串焼き屋へ行き、明日があるのでということで早めの解散。

 まだ早いなーと思っていたら、近くで飲んでいるという別の人がいらしたので連絡。合流。遠方からいらした方や久しぶりの方も同席されており、会えてうれしかったです。

 こちらが解散してもまだ微妙に時間があったので、遠方からいらした方のホテル近くで1杯。

 たいていのことは「めんどくさい」でやめてしまう私にしてはマメに動いた日でした。

らんぶるのココア。

 

れんこん巻とたまご巻。たまごは肉巻の鶏卵とうずらのたまご。

 

最後の店で箸袋がおみくじになってました。「5757」で結句がないと思いきや店名の「酒肴北斎」が七音なので、これが結句なのではということになる。57577にしたい病です。