海月記 ── 花笠海月の雑記帖

「くらげしるす」と読みます。

2019年3月8日(金)までの日記

※この日記は右記のnoteより移転したものです。https://note.com/klage

 

2019年3月3日(日)

 思い出したので追記すると、懇親会? 二次会?で「歌を(主に総合誌の文章で)引用されたことがあるか」というような話題になった。
 その場にいたひとりの歌は、私がおぼえている一番古い引用はこれって話をしたら「それは最初じゃないです」と言われる。最初の引用から2年くらい?経過してからなんだそう。へー。
 「短歌はじめてどれくらいで引用されたか」という話題もしてて、この話題と記憶が混ざっているかもしれない。

 それで自作は結社誌のぞいて引用されたことがあるかというのを思い出そうとしたけど、題詠マラソンについての大辻さんの文章だけかもしれない。名前だけ出してもらったことは20年以上前のタカセさんの文章にはじまって複数回あるけれど、作品は他にはないかも。完全無名です。

 こういうことを思い出してメモしておこうと思ったのは、えんじゅさんが岡崎裕美子さんの歌の被引用時期について書かれていたからです。最初の引用の話といっても、この日は代表歌云々は話題になっていないのでちがう話題なのだけど。

月のコラム 歌の上枝、詩の下枝
穂村弘の功罪(田中槐)
https://sunagoya.com/jihyo/?p=1637

 こういうどうでもいいことを書いて、精神の安定というか、「気をすませる」というのは歌人というか世の中の一定数のあるあるかと思う。

※「~までの日記」だから思い出したらすでに書いた日の分もさかのぼっていいのです。いいことにします。
 
 
2019年3月5日(火)

 ひきこもり。

 「『現代短歌 ’70』特集「楯としての前衛歌集」の紹介」という記事を書く。もろもろ前衛ってなんだってところにいきつくような気がしており、いや、歌人全員がこれってわかっている必要はないのだけど、前衛ってなんだっていう疑問を持ってほしいというか。皆が思っているほど確定しているモンではないので、そう思ってほしいというか。
 私も知らんし、このへんは沼なので、つっこみたくなかったのだけど、書いておいたほうがいいのかなと思い書いてみた。

『現代短歌 ’70』特集「楯としての前衛歌集」の紹介
https://note.mu/klage/n/n61919a6ac166
 
 
2019年3月6日(水)

 「2日と3日のイベント感想」という記事を書く、やっと書けた。自分の中の問題により5日の記事を書かないとこの日の記事は書けなかったのです。

2日と3日のイベント感想
https://note.mu/klage/n/nbe5aebdc5d19

 外出2件。餃子→プリンケーキ→本屋と肉→ソフトクリームでした。

 
2019年3月7日(木)

 特記事項なし。 

 書こうと思っていた記事を書き終わって、改めて考えると、やはり私は6月のイベントをおもしろがる気持があったと思う。これだけの年月がすぎて4名が揃うというのを祭り見物のつもりで申し込みをした。もちろん生きている西田さんを見たいというのもあった。
 見ている側のおそらく大半はニューウェーブはふわっとしかわかってなくて行ったと思う。私も考えないで行った。それがどうしてこんなややこしいことにという気持はある。ある意味いい方向に行ったという部分もある。こうなったからこうなったのであって、どうしてという疑問を持つのも野暮というか意味のないことなのかもしれない。
 皆それぞれに言いたいことがあって、考え出すとキリがないのだけど、私が気がすむのを優先させるというか私の中での考えをまとめるのが目的であれば、本当はそんなにややこしい話ではないはず。しかしそれができない。
 私はお祭りだと思って行ったけれど、皆はそんなにお祭りだと思ってなかったのかもしれない。登壇者は妙にまじめに昔をふりかえっていた。それがよくなかったような気もするけれど、まったく「きちんと」をせずにラフな昔話だけされたら物足りなかったと思う。何がいけなかったのか、何がよかったのかというのはまだ混沌としている。

 活字化も私はやったほうがいいと書いたような記憶がある。これにかぎらず、思い出話は思い出話として記録するのはやってほしいことのひとつだ。それで書いた。関連の文章を探すのも大変なので、関連のものも入れてくれたら便利という気持があり、それも書いた。

https://twitter.com/hanaklage/status/1003665370056556545

 

 3日のイベントは登壇者が当時のことを語っていて、イベントタイトルとあっていたかというとたぶんあっていなかった。時間が短いというのもあった。けれども思い出話の記録としてよいと思う。

 6月と3月のイベントの記録に残すのはよいと思います。ないより百倍いい。しかし、なんというか何かおおきな溝ができたような気がしてならない。現時点で体験したイベント+ムックの特集を元に何か議論ができるような気がしない。この感覚はどこからくるのか。
 

2019年3月8日(金)

 事務所。催事があるねーという話など。